クレオパトラの夢と矛盾した憧れ

こんばんは^^

朝は冷たい雨風が猛威を奮っていたので、少々不安な一日の始まりでありましたが、構わずご来店頂きましたお客様で、ぼちぼちの賑やかさをつくることができ、今日も大感謝でございます♪

今日は少し音楽の話でも・・・。

僕の大好きなミュージシャンの一人にBud Powell(バド・パウエル)というピアニストがいます。

「モダン・ジャズピアノの祖」とも称され、今では当たり前になったピアノ、ベース、ドラムスによる「ピアノ・トリオ」形式を創始した人物として知られる、素晴らしいピアニストです♪

素晴らしい才能を持ち、抜群のテクニックと圧倒的な存在感で魅了してくれるピアニストなのですが、その存在感はとても危ういバランスに成り立っていたとも言えます。

当時のミュージシャンの中では珍しくは無いのですが、彼はアルコールと薬物の依存症であったと言われています。

特に晩年期である1950年代中期以降では、演奏中に呻き声を上げながら鬼気迫る様子で録音した音源なども多く残されており、最高級の音を残した一方、その後も依存症を克服したのち若年で亡くなっております。

正直僕は彼の精神をすり減らすような魂の演奏を愛しています。

ですが、その大きな影に囚われなければもっともっと素晴らしい音をつくることが出来たのではとも・・・。

彼の評価はそうしたある種狂気的な部分も含めてのところもありますので、難しいところではありますが・・・同じ酒好きとしては参考しつつも教訓にしておきたい人生とも言えます。

人間には自身が作っている蓋があり、アルコールや薬物といったものは時にそれを解き放つものになるかも知れません。

ですが、あくまで刹那的なものである、外部からの干渉に身を委ねるのではなく、築きあげていくものでその蓋を乗り越えていけるのではないか・・・と生意気ながらに思う次第です。

ですが、ぶちまけられた感情に魅力があることも確かであり・・・バド・パウエルは大好きなのです(笑)

矛盾した感情は確かにあるのですが、人間自分が認めたくない部分に魅力を感じるのもひとつの性なのかなと。

ともあれ素晴らしいミュージシャンなので、是非ご興味ございましたら聴いてみてください♪

やっぱり「アメイジング・バド・パウエル」というアルバムがオススメでしょうか。

彼が作曲したものでは「クレオパトラの夢」という曲がとても有名です^^

何度も何度も聴いた曲ですが、やはりこうした曲を作れる才能には憧れてしまいますね・・・。

さて、明日は土曜日。

素晴らしい出会いが皆様とDonna Leeにあることを願い、本日のご挨拶とさせて頂きます。

おやすみなさい!良い夜を♪

Donna Lee 渡部